加齢臭

ノコギリヤシに体臭改善効果もあった!?AGA対策だけじゃない皮脂量をコントロールする秘訣

AGA対策として知られるサプリメントのひとつにノコギリヤシがあります。ノコギリヤシが持つ作用はAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制することですが、実は体臭改善効果に期待ができるとして再注目されているのです。では、どうしてノコギリヤシが体臭改善に効果が期待できるのか、摂取方法についてもみていきましょう。

ノコギリヤシ 体臭

2018年10月15日更新

クリノール編集部

[1] ノコギリヤシが体臭を改善すると言われる理由

ノコギリヤシが体臭を改善するといわれる理由
ノコギリヤシはDHTの生成前段階であるテストステロンと5-αリダクターゼの間に入り込み結合阻害をする作用をもっています。一見、体臭改善には関係がなさそうに見えてしまうノコギリヤシは、どのような理由から体臭を抑えることになるのでしょうか。

男性ホルモンを抑えることで皮脂量の増加を抑える

まず、体臭の原因となるフェロモンですが、これは男性であれば男性ホルモンが大きく関与しています。男性ホルモンの種類は様々で、先ほどのテストステロンとDHTも男性ホルモンのひとつです。

このうち、DHTは皮脂量の増加に関係していると言われており、DHTの生成を抑えることが期待されるノコギリヤシは、皮脂の分泌を抑えることに期待ができると言っていいでしょう。

実際にはテストステロンも分泌量が多くなれば皮脂量が増加してしまいますが、大人にとってDHTはあまり有益的には働いてくれませんので、DHTを抑えるノコギリヤシのほうが体臭予防とAGA予防の一石二鳥でおすすめと言えます。

加齢臭を抑える

DHTによって皮脂量が分泌して起こる問題について考えていきましょう。

皮脂が分泌されて酸化してしまうと過酸化脂質と呼ばれる物質になり、これが皮脂腺の中のパルミトレイン酸(脂肪酸の一種)と結びつくことによってノネナールと呼ばれる物質になります。このノネナールが加齢臭の原因物質とされており、古い新聞紙のような臭い、ロウのような臭いと表現されることが多いです。

皮脂量が多くなってしまうとそれだけ酸化してしまう皮脂が多くなり、過酸化脂質が増加します。そうすると、どうしてもノネナールの元となる物質が多くなってしまうのでDHTを抑えることが体臭を予防する方法のひとつと言えるでしょう。

ミドル脂臭を抑える

皮脂の分泌量が多くなることによって起こる体臭は加齢臭だけではなく、最近では「ミドル脂臭」と呼ばれる20代~40代の人に起こりやすい体臭も気をつけなくてはいけません。ミドル脂臭は汗の中に含まれる乳酸と皮脂が皮膚常在菌によって分解されることでできるジアセチルと中鎖脂肪酸が混ざり合うことで起こります

このミドル脂臭は後頭部から首の後ろのうなじにかけて発することが多く、自身で確認しづらく気づきにくい体臭のひとつです。脂臭という名前の通り脂のような臭いを放ち、加齢臭と混合されがちですが原因物質が異なるためそれぞれで対処法は異なります。

しかし、皮脂量が多くなることによって臭いを放ちやすくなるのは加齢臭もミドル脂臭も同じなので、ノコギリヤシによってDHTを抑えることで発生を抑えることに期待ができるということです。

[2] 体臭改善のためのノコギリヤシの摂取方法・注意点

体臭改善のためのノコギリヤシの摂取方法・注意点
DHTを抑えることによって皮脂量を減らすことに期待ができるノコギリヤシですが、飲み始める際にどのように摂取すれば良いのか、最適なタイミングはあるのかと気になることでしょう。そこで、体臭改善のためのノコギリヤシの摂取方法と注意点をいくつかまとめてみました。

1日の目安摂取量

まず、みなさんが気になることはノコギリヤシを1日どのぐらい摂取すれば良いのだろうということです。調べてみると、1日の目安摂取量は320mg/日とされています。ノコギリヤシはそのままで販売されているということは滅多にありませんので、ほとんどがサプリメントの摂取となるでしょう。

このサプリメントですが、一般的には1粒約160mg含有されているものが多いので、1日に2粒摂取すれば目安摂取量になるということです。ただ、サプリメントによって含有量は異なるため、購入を検討しているサプリメントの含有量はしっかり確認するようにしておきましょう。

摂取するタイミングはいつがいい?

どうせ飲むのであれば最適なタイミングで飲むほうが効率は良いですし、効果も発揮しやすいです。そこで次に気になるのは摂取するタイミングです。ノコギリヤシを摂取するタイミングというのは、実はいつ飲んだとしてもさほど影響はありません。強いて言うのであればサプリメントの摂取が食前後の30分以内と言われているので、食前後の摂取をおすすめします。

飲むタイプと塗るタイプ両方摂取するのは効果的?

ノコギリヤシはほとんどがサプリメントとして飲むタイプだと先ほど説明しましたが、実は塗るタイプのノコギリヤシも高価ながら存在します。そうなると、飲むタイプと塗るタイプの両方摂取するほうが効果的なのか、あるいはどちらか一方だけで良いのかということになってくるでしょう。

塗るタイプのノコギリヤシの場合は薄毛対策として用いられるものなので、体全体に作用することはなく、主に塗った部分に適用されると考えてください。しかし、サプリメントのような飲むタイプというのは身体全体に作用が行き渡りますので、皮脂の分泌量を抑えるということを考えた場合は飲むタイプを優先したほうが良いでしょう。

また、両方使用するという点ですが、塗るタイプのノコギリヤシは値段が高くついてしまうのと、塗った部分に主に作用するのとを考えるとあまりおすすめはできません。よって、飲むタイプのノコギリヤシを継続して飲んでいくほうが効果も期待できて続けやすいでしょう。

過剰摂取には注意

ノコギリヤシの効果を期待しすぎてついついサプリメントを飲みすぎてしまう人も中にはいますが、ノコギリヤシの過剰摂取には注意が必要です。ノコギリヤシを過剰に摂取してしまうと、吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛、胃痛、下痢などの症状を引き起こしてしまいます。

すべての栄養素も摂りすぎてしまうと過剰症になるリスクはあるので、しっかりと1日の目安量を守って過剰摂取しないようにしましょう。

[3] ノコギリヤシの摂取と一緒にするべき体臭対策

ノコギリヤシの摂取と一緒にするべき体臭対策
ノコギリヤシの作用を考えるとDHTの生成を抑制するということなので、効果的な体臭対策なのかと言われると首をかしげてしまいます。そのため、体臭対策の一環としてノコギリヤシを飲みながら違う方法も実践することが効果的でおすすめです。では、ノコギリヤシの摂取と一緒にするべき体臭対策について紹介していきましょう。

皮脂量をコントロールするビタミンB群の摂取

皮脂量というのは摂取する栄養素によってコントロールすることが可能で、特にビタミンB群はその作用に有益的に働いてくれます。ビタミンB群は主に豚肉に多く含有されていますが、脂質も多くなってしまうため、ロースやもも肉、赤みといった脂の少ない部分を選んで摂取するようにしましょう。

また、大豆にもビタミンB群は含まれていますし、大豆イソフラボンと呼ばれる成分は女性ホルモンと似た働きを示します。体内で男性ホルモン量が多くなるとそれだけ皮脂が多くなるリスクが上がるので、女性ホルモンを多くすることで相対的に男性ホルモン量を抑えることができます。納豆、豆腐、味噌、豆乳といった大豆製品もうまく料理に取り入れていきましょう。

デオドラント製品を使用

即効性がある体臭対策として、デオドラント製品を使用するというものがあります。制汗スプレーや制汗シートを使用すれば汗や皮脂を抑える、あるいは拭き取ることができますので臭い予防になるでしょう。

また、現在では消臭下着と呼ばれ、汗をすばやく吸収して速乾性もあり、臭いの原因菌の増殖を抑える抗菌仕様のものが販売されています。この消臭下着を活用することで1日の体臭を劇的に抑えることも期待ができますのでぜひ検討してみてください。

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体臭サプリメントを活用

身体の中から臭いを抑えるために有効的な方法として、体臭サプリメントを活用するというものがあります。体臭サプリメントに配合されている成分は様々ですが、飲むことによって体内で生成される臭いの原因物質をカットすることもでき、サプリメントなので飲むだけの簡単な方法なのでおすすめです。

身体・頭部を清潔にする

皮脂というのは分泌されてしまうと洗い流さなければ拭いきれません。そのため、1日の終わりにはしっかりと身体や頭部を清潔にすることが、臭い対策では非常に重要です。加齢臭は耳の後ろ、ミドル脂臭は後頭部から首の後ろ周辺から発することが多いので、念入りに洗うようにしましょう。

[4] ノコギリヤシで体臭と薄毛も同時に改善

ノコギリヤシを用いることで、体臭改善に期待ができるとともに薄毛対策にもなるのであれば、一石二鳥でお得な気分になることは間違いありません。であれば、一度ノコギリヤシで体臭改善を試してみるのもいいでしょう。飲むだけの簡単な方法となるので、今回紹介した摂取量やタイミング、注意点を気にしながら続けてみてください。

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