加齢臭

気になる体臭の原因と7つの改善方法!セルフチェックでニオイレスな毎日へ

自分って体臭あるのかな、と心配になったことはありませんか?自分では気をつけていたとしても、実際に気になって仕方ないと感じることもあるでしょう。そもそも体臭の原因とはなんでしょうか。ここでは、気になる体臭の種類や原因、その対策法など詳しくご紹介します。

気になる体臭の原因とは!?体臭を改善する方法や体臭チェック方法

2018年10月23日更新

LISA (クリノール編集部)

[1] 気になる体臭の種類と原因

体臭は大きく2つに分類されます。ひとつは「汗や皮脂から発生するもの」で、もうひとつは「汗や皮脂以外で発生するもの」です。詳しく見ていきましょう。

汗や皮脂から発生するもの

気になる体臭の種類と原因
これは、汗や皮脂が皮膚常在菌により分解されて酸化することにより発生する体臭です。

  • ワキガ
  • 2種類ある汗腺のうち、ワキガはアポクリン腺から分泌されます。アポクリン腺から分泌された汗を皮膚の常在細菌が分解して、臭いの原因となる物質を生成します。

    ワキガの場合、遺伝的な要因も大きく影響する他、食生活やストレス、衛生面もワキガを悪化させる要因だと考えられています。しかし、ワキガを根本的に直すためには病院での治療が必要です。

  • 足臭
  • 靴を脱いだ後の足の臭い、気になってしまいますよね。足は汗腺が特に多い場所であり、汗が大量に分泌されます。汗が分泌されたところに、繁殖した細菌が皮脂、垢、ホコリなどを分解して、イソ吉草酸を発生させます。これが足臭の元となるのです。

  • ミドル脂臭
  • ミドル脂臭とは、ジアセチルという物質が原因で起こります。ジアセチルは汗に含まれている乳酸を、頭皮のブドウ球菌が分解することで発生します。頭皮から嫌なにおいがしたり枕カバーが臭いといった症状の場合、ミドル脂臭が要因でしょう。ミドル脂臭を防ぐためには、汗とブドウ球菌を減らすようにします。

汗や皮脂以外で発生するもの

汗や皮脂以外で発生するもの
汗や皮脂以外となると、加齢による身体の中の酸化や疲労、ストレス、病気など様々な原因による体臭です。

  • 加齢臭
  • 加齢臭は、皮脂の脂肪酸が過酸化脂質により分解されて生成される「ノネナール」が原因で起こります。これには、身体の中の酸化反応が大きく関わっています。このノネナールは肌に付着しやすく水に溶けにくいという性質を持っているため、汗を拭いたりシャワーを浴びる程度では、落とすことはできません。

  • 疲労臭
  • 疲労臭とは肝臓や腎臓の機能が低下することにより、アンモニアが分解できずに汗と混じり出てくる体臭のことです。

  • 口臭
  • 口臭は大きく分けて4つの原因があります。

  1. 寝起きや緊張した時など、口の中が渇くことで起こる生理的口臭
  2. ニンニクやラッキョウなどの臭いの原因となる食べ物、お酒、タバコによる口臭
  3. 歯周病や虫歯などの口腔内疾患により起こる口臭
  4. 不規則な生活、乱れた食生活、運動不足、ストレスなどの生活習慣の乱れからくる口臭

口臭の場合、原因が分かっていれば改善しやすいのですが、全く心あたりがない場合に関して、内臓の病気の可能性もあるので、一度口臭外来を受診することをおすすめします。

  • ストレス
  • ストレス
    ストレスによる体臭は、アンモニア臭と近いにおいです。原因はストレスや睡眠不足と言われ、仕事によるストレスだとすれば仕事をしている以上、根本的に治すのが難しい場合もあります。

  • 便秘臭
  • 便秘臭とは、腸内環境が悪化して便秘が続くと腸内の便や発酵ガスが血液を通して体中をめぐり、汗や皮脂と一緒に全身から出るにおいのことです。身体から便秘臭というとビックリするかもしれませんが、便秘が続くと誰にでも起こりうることです。

[2] 体臭を改善する方法

身体を清潔に保つ

身体を清潔に保つ
毎日欠かさず入浴をして、身体を清潔に保つようにしましょう。身体を洗う時には、たっぷりの泡で包み込むように優しく洗います。ゴシゴシ洗ってしまうと、皮膚の表面を傷つけることとなり、肌が傷んでしまいます。

また、皮脂を落としすぎると皮脂を補おうと分泌が増えてしまい、臭いがキツくなってしまうこともあります。くれぐれも洗い過ぎには注意してください。入浴の際には、耳の後ろや首の後ろ、肩、背中、眉毛から鼻のTゾーンなど皮脂腺が多い場所は特に入念に洗うようにしましょう。

衣服を清潔に保つ

汗をかいたら毎日洗濯をして…と行っていても、洗いたての衣服が臭いの原因となっていることもあります。衣服の繊維に入り込んだ最近は、通常の洗濯では十分に落とすことができず、菌と汗が混ざり合い体臭となる場合があります。

臭いが気になる場合には、漬け置き洗いをしてにおいの原因を取り除くようにしてください。また、こまめにきがえることで衣類に染み込んだ汗の分解を抑えることができます。全て着替えることは難しくても、下着だけ、靴下だけ交換することでにおいを抑える効果があります。

こまめに汗ケアをする

発生した汗は、アポクリン腺からではなくエクリン腺から出た汗の場合、分泌されたときはほぼ無臭です。その後、汗が細菌によって分解されて臭いを発生させるまでに1~2時間かかります。よって、汗が分解される前に拭きとるなどのケアをすることで体臭を抑えることができます。

ハンカチを常備する、汗ふきシートを使用するなど、日頃から工夫することが大切です。

頭部を清潔に保つ

頭部を清潔に保つ
頭部を清潔に保つことで、ミドル脂臭を防ぐことができます。髪を二度洗いしたり、使用するシャンプーもデオドラント機能があるものにする、また頭皮をマッサージするように毛穴を洗うといった方法で、頭頂部や後頭部をケアしていきましょう。

バランスの良い食事を意識する

日頃の食事も、なるべくバランス良く食べるようにしましょう。糖質制限ダイエットやカロリー制限ダイエットなど、炭水化物を摂取しない無理なダイエットは身体への負担も大きくなります。食物繊維や善玉菌の摂取、ビタミン類などを意識して摂り入れることで、身体にも良く、体臭も抑えることにつながります。

抗酸化物質を摂取する

身体の酸化を抑えるためには、抗酸化物質を摂取することが大切です。抗酸化物質とは、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど)やポリフェノール、βカロテン、ルテインなどの野菜に含まれているので、積極的に摂取するようにしましょう。

またアスタキサンチン、αリポ酸、コエンザイムQ10などは食事で補いきれない成分はサプリメントで摂取することもおすすめします。

適度に運動をする

有酸素運動をすることで、身体の酸化を防ぐことができます。ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳など酸素を多く取り込みながら緩やかな運動を行うことで、身体の酸化を抑制することができます。

また、有酸素運動は体内でSOD(スーパーオキサイド・ジスムターゼ)という酵素を活性化させる働きがあり、SODを増やすことにより、身体の抗酸化能力を高めることにつながります。

[3] 体臭を引き起こす食べ物と抑える食べ物

体臭を防ぐためには食べ物に注意することも大切です。体臭を引き起こす食べ物を控え、体臭を抑える食べ物を食べることで、体臭を防ぐことができます。どのような食事が関係しているのか、詳しくみていきましょう。

体臭を引き起こす食べ物

体臭を引き起こす食べ物

  • 肉類
  • 肉などのたんぱく質は、消化するために多くのエネルギーを使います。そのため、体温が上がるので汗をかきやすくなります。たんぱく質や脂質は汗に含まれており、皮膚常在細菌が汗を分解することで、体臭が発生します。

  • にんにく
  • にんにくを切った時に作られるアリシンという物質が口臭の原因ともなり、体内に取り込まれて皮膚からも排出され、体臭の原因となります。

  • 辛い食べ物
  • 唐辛子などの辛い食べ物を食べると、汗が出やすくなります。汗と雑菌が混ざり合った結果、体臭の原因となります。

  • サラダ油や植物油に含まれるリノール酸は、血中のコレステロール、中性脂肪酸を増加させて体内で過酸化脂質となり、臭いの原因となる物質を作り出します。

  • アルコール
  • アルコールは体内で分解されると、アセトアルデヒドという成分になります。アセトアルデヒドが血液の中を通り、汗腺や肺に送られて臭いが発生します。また、アルコールは口の中を乾燥させる原因ともなり、口臭にもつながります。

体臭を抑える食べ物

  • 酢や梅干し
  • お酢、梅干し、海藻類などのアルカリ食品は体内での乳酸の発生を抑え、臭いを抑制する作用があります。

  • 緑黄色野菜
  • 緑黄色野菜や緑茶には、ビタミンE、ビタミンC、βカロテン、ポリフェノール、カテキン等が多く含まれており、積極的に摂ることで体内の酸化を防ぎ、酸化臭を防止します。

  • 食物繊維・オリゴ糖
  • 食物繊維やオリゴ糖など腸内環境を整える食品には、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らす作用があります。腸内で悪臭となる物質を抑制し、便とともに体外に排出してくれます。

[4] 体臭をチェックする方法

「自分の臭いなんて分からない」と思いがちですが、実はある手順を踏むことで、自分の身体のにおいをチェックすることができます。

自分の衣服を嗅いでみる

自分の衣服を嗅いでみる

  1. お風呂前に、日中着た衣服を脱いでビニール袋に入れます。
  2. 入浴した後に、袋の臭いを嗅ぎます。

間に入浴することにより、浴室の水蒸気で嗅覚がリセットされ、身体も綺麗な状態になります。嗅いだ袋の臭いが、周りが嗅いでいるあなたの臭いということになります。

ワキのにおいを嗅いでみる

  • ワキの下にティッシュをはさみ、1時間後にティッシュの臭いを嗅ぎます。
  • ラップをワキの下に密着させて、3分後にラップの臭いを嗅ぎます。
  • ワキに汗をかいているときは、タオルやティッシュで拭いた後、すぐに臭いを嗅ぎます。

頭のにおいを嗅いでみる

  1. 枕が入る大きさの袋を用意します。
  2. 袋に枕を入れて、縛ります。
  3. 屋外の新鮮な空気を吸って、嗅覚をリセットします。
  4. 袋の中の臭いを嗅ぎます。

足裏の臭いを嗅いでみよう

足裏の臭いは、日中履いた靴や靴下の臭いを嗅ぐことですぐチェックすることができます。足が臭う場合には、水虫などの病気の場合もあるので、皮膚に異常がある場合には病院を受診するようにしましょう。

[5] 男性だけじゃない!実は女性のほうが体臭が強い?

男性だけじゃない!実は女性のほうが体臭が強い?
体臭というと、中年男性特有のものというイメージもありますが、実は女性にも体臭はあります。特に気になるものをご紹介します。

ワキガ

実は男性もより女性はワキガになりやすいといわれています。その理由としては、女性が男性よりもにおいに敏感であることも挙げられますが、他にも皮下脂肪の厚さ、スイーツなどの摂取量があります。若いころのワキガは更年期が過ぎると、自然に治るといわれています。

制汗剤や汗ふきシートを使用して、常にワキを清潔な状態に保ったり、ワキガ専用クリームを使用するなど、ワキガ対策を行いましょう。

生理

生理
生理前、生理中と体臭の原因となることがあります。生理前には、女性ホルモンの影響によって皮脂の分泌が活発になり、皮脂腺に脂がつまり、酸化して体臭となります。生理中には経血によりデリケートゾーンが蒸れて、雑菌が繁殖することで臭いが発生します。

ぜひ、お風呂やシャワーでデリケートゾーンを清潔に保つようにしましょう。また、ナプキンをこまめに取り換える、下着は通気性のよい綿やシルクを使用するなど工夫してみてください。

更年期

更年期の症状に「ホットフラッシュ」というものがあります。これは、自律神経のバランスが崩れることで、アンモニア臭の汗をかくというものです。体温調節のしやすい服装にしたり、ゆっくりお風呂に浸かって半身浴を行うことで、血行を改善しましょう。

無理なダイエット

極端な食事制限を行うことで、カロリー不足となり基礎代謝が下がり、体内でエネルギーが燃焼しにくくなります。そうなった場合、体内で乳酸が作られ、この乳酸が汗、尿として外に排出される時に、アンモニア臭となるといわれています。

極端な食事制限でダイエットを行うよりも、バランスのとれた食事に加え運動することで代謝を上げて、体重を減らすことをおすすめします。

[6] 体臭が気にならないよう、身体を清潔に保とう

いかがでしたか。自分の臭いにはとても敏感になってしまいますよね。自分に体臭があるのかどうかも気になりますが、まずは今後体臭を発生させないように、身体や衣服を清潔に保つ、食事に気を付けるといった、日頃からケアできることを行っていきましょう。

しかし、どうしても臭いが気になる場合は、ストレスとなり余計に臭いが気になってしまいます。その場合には、病院を受診するなど自分に合ったケアを行うようにしてくださいね。

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